DIYで室内のドアノブを交換したり新しく取り付けたりする作業は、一見すると難しそうに感じるかもしれませんが、実は構造さえ理解してしまえばプラスドライバー一本で誰でも簡単にできる作業であり、業者に依頼する費用を節約できるだけでなく、自分好みのインテリアに変えられるという大きなメリットがあります。ドアノブの付け方における最初にして最大の重要ポイントは、作業に取り掛かる前の「部品の確認」と「寸法の計測」にあり、特にドアの端からノブの中心までの距離である「バックセット」と、ドアの厚み、そしてフロントプレートのサイズが適合していなければ、どんなに頑張っても取り付けることはできません。取り付けの基本手順としては、まずドアの側面にある穴にラッチボルト(三角形の突起が出る部品)を差し込みますが、この時ラッチの斜めになっている面がドアが閉まる方向に向くようにセットすることが鉄則であり、これを逆にしてしまうとドアが閉まらなくなるという初歩的なミスにつながります。ラッチをネジで仮止めしたら、次は室外側のハンドルを差し込み、その軸に合わせて室内側のハンドルをセットしますが、この段階ではまだネジを本締めせずに、仮止めの状態でハンドルを回してラッチがスムーズに出入りするかを確認する「動作チェック」を必ず行ってください。もし動きが固い場合は、芯がずれているか締め付けすぎの可能性がありますので、位置を微調整しながら、対角線上のネジを少しずつ均等に締めていくことで、ガタつきのないスムーズな操作感を実現することができます。最後に全てのネジをしっかりと締め込み、ドアを開けた状態と閉めた状態で問題なくロックがかかるかなどを確認すれば作業は完了ですが、電動ドライバーを使う場合はパワーが強すぎてネジ穴を壊したりドアを傷つけたりする恐れがあるため、最後の一締めは必ず手回しのドライバーで感触を確かめながら行うのが、プロ顔負けの仕上がりにするためのコツなのです。
初心者でも失敗しない室内ドアノブの正しい付け方